病気・症例報告

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2016.08.15更新

白内障とは、水晶体が混濁し透明性が失われることです。

視覚障害が高度になれば手術により混濁を除去することで視覚を回復させることができます。

 

解剖

 

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原因

 様々な特殊な原因によって起こります。

 ①年齢:先天性、若齢性、老齢性

 ②遺伝性(疑い)

 ③全身疾患:糖尿病(猫ではほとんど起こらない)、低カルシウム血症など

 ④薬物および毒物:進行性網膜萎縮や網膜変性の関連、様々な薬剤

 ⑤炎症

 

白内障のステージ分類

  ①初発白内障⇒②未熟白内障⇒③成熟白内障⇒④過熟白内障

 

初発白内障(飼い主さんが気づくことがほとんどないレベル)

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 未熟白内障(混濁の程度には幅があり、下記の写真よりも混濁が進行しているケースもあり)

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成熟白内障(視覚はなくなり、合併症が発生しやすい時期)

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 過熟白内障(下記の写真はかなり進行した状態で、水晶体核が沈下し、タペタム反射も確認できる)

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※過熟の写真のみ動物種が猫。

 

治療方法

  白内障で視覚を失った目を回復させるためには、手術による混濁の除去が唯一の方法になります。

  白内障用の点眼液なども様々ありますが、効果が証明されておりません。

 

 進行した白内障を治療しなかった場合 ⇒視覚は回復せず、白内障による合併症のリスクが上昇します。

 白内障からの合併症 ⇒ぶどう膜炎、水晶体脱臼、網膜剥離、緑内障など。

             痛みを伴うことが多いです。

 手術を行わなかった場合 ⇒上記の合併症を起こさないように、また起こしてもコントロールできるように点眼治療を継続的に行うことをおすすめします。

 

 手術を行うことで、視覚の回復をもたらし、上記の合併症の発症リスクを有意に減少させます。

 しかし手術を行ったあとに、手術による合併症を起こすことがあり、再び視覚を失ってしまうこともあります。

 そのため、手術の執刀医と飼い主様が十分に話し合い、理解した上で実施する手術だと考えております。

 

 当院では現在白内障の手術を行っておりませんが、眼の状態、その段階なのか、合併症は起こしているのかなど、検査・相談は随時行っておりますので、気になることがございましたらご来院して頂けると幸いです。

 

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